第1の難関!社労士試験


米田「フフフ、社労士になる最大の難関が社労士試験だ。」
米田「これに合格しなければ、そもそも社労士になる資格すら得ることはできないのだよ。」
依田「それは正確ではあるまい、米田よ。社労士になるには何も社労士試験を受験する以外の方法があると教えたはずじゃぞ。」
志郎「それは本当ですか、老師?」
米田「老いたな老師よ、確かに弁護士資格を有していれば社労士試験を受験せずとも名簿への登録と社労士会への入会のみで社労士になることは可能だ。だが、何が悲しくて社労士になるのによりレベルの高い司法試験を受験せねばならない?」
依田「まあ確かに、普通は社労士試験の合格を目指すのが普通じゃな…」
志郎「・・・老師(怒)」

解説

社労士になるには次の二つの方法があります。

  • 社労士試験に合格している
  • 弁護士となる資格を有している

もし弁護士資格を有している場合には、試験は免除されますので、全国社会保険労務士会連合会の名簿に登録すれば、すぐに社労士になることができます。
もっとも、司法試験は社労士試験よりもはるかに難関であるので、最初から社労士を目指しているのにこの方法をとる人はまずいません。
実際、社労士を目指している人のほぼ全員が社労士試験の合格が最初の難関になります。

社労士試験とは?

比較的取りやすいとされる社労士資格ですが、試験そのものは非常に難関です。
確かに司法試験と比べると難易度が落ちますが、これは司法試験の難易度が高すぎるだけの話です。
実際、社労試験では複雑な社会保険を8科目も勉強しなければならないうえ、合格率も例年8%前後となっています。
しかしこの試験に合格しなければ社労士の資格を取得することはできません。