米田「仮に社労士試験に合格したとしても、それではまだ社労士ではない」
志郎「馬鹿な、合格して資格を取得してもか?」
米田「確かに社労士となる資格は身に付けているな、若き受験生よ。だがまだ社労士ではない。」
志郎「どういうことですか、老師!?」
依田「つまりじゃ、先ほどからお主も言っている通り、社労士試験に合格して得られるのはあくまで「社労士になるための資格」に過ぎないのじゃ。」
依田「いくら試験に合格しても、そのままでは単なる試験の合格者に過ぎん。社労士としての業務をこなし、報酬をもらうことはできんのじゃよ。」
志郎「それでは、本当の社労士になるにはどうすればよいのですか?」
依田「うむ、社労士になるには試験に合格後、、全国社会保険労務士会連合会の名簿に登録することが必要じゃ。」
米田「フフフ、だが名簿に登録するには資格以外に一定の要件に該当せねばならない。果たしてお前はその要件を満たすことができるかな?」
依田「そう…それが第二の難関じゃな・・・」
志郎「馬鹿な、合格して資格を取得してもか?」
米田「確かに社労士となる資格は身に付けているな、若き受験生よ。だがまだ社労士ではない。」
志郎「どういうことですか、老師!?」
依田「つまりじゃ、先ほどからお主も言っている通り、社労士試験に合格して得られるのはあくまで「社労士になるための資格」に過ぎないのじゃ。」
依田「いくら試験に合格しても、そのままでは単なる試験の合格者に過ぎん。社労士としての業務をこなし、報酬をもらうことはできんのじゃよ。」
志郎「それでは、本当の社労士になるにはどうすればよいのですか?」
依田「うむ、社労士になるには試験に合格後、、全国社会保険労務士会連合会の名簿に登録することが必要じゃ。」
米田「フフフ、だが名簿に登録するには資格以外に一定の要件に該当せねばならない。果たしてお前はその要件を満たすことができるかな?」
依田「そう…それが第二の難関じゃな・・・」
解説
社労士試験の合格はあくまで「社労士になる資格」を取得したにすぎません。
そのままでは社労士として業務をこなすことはまだできないのです。
正式に社労士になるには、、社労士試験合格(あるいは要件を満たして試験を免除される)後、全国社会保険労務士会連合会の名簿に登録することが必要となります。
登録の要件
全国社会保険労務士会連合会の名簿に登録するには、社労士試験に合格するほか、実務経験が2年以上あるか、あるいは、全国社会保険労務士会連合会が実施している講習を受講する必要があります。
なお、実務経験は「社労士の業務補助」をすることでその要件を満たせます。
要するに知識と実際の仕事は全然違います。
特に社労士は会社の経営に直結する仕事でもあるため、知識だけで現場を知らない人間を社労士にするわけにはいかないということです。
登録の方法
名簿への登録には所定の書類と費用が必要になります。
必要な書類
- 社会保険労務士試験の合格証書
- 社会保険労務士登録申請書
- 関連従事期間の証明書(=実務経験証明書)or全国社会保険労務士会連合会の指定講習の修了証明書
- 住民票1部(申請前3カ月以内のもの)
- 写真
必要な費用
登録費用として、収入印紙で¥30,000円と、登録手数料¥20,000円が必要です。